第7週
この章では「ペイント」と「ドロー」と呼ばれるグラフィックの二つのタイプについて勉強します。絵を描くのは基本的に楽しい活動なので、うまくできるようになると楽しみも倍増します。WWW上にある素材集なども、自分で必要な者に加工できるようになります。ペイントでできることとドローでできることを概念的にきちんと区別して理解してください。ある画像をコンピュータ上で見たときに、「これはペイントだ。だから、これこれができる」とか「これはドローだから、これこれができる」という判断ができるようになれば、しめたものです。また、ペイントをドローに変換したり、その逆の変換をしたりすることもできます。ソフトの中にはペイントとドローの両方を扱えるものもあります。
ドローの基本単位はオブジェクトです。しかし、オブジェクトを幾何学的な単純図形と考える必要はありません。オブジェクトそのものが複雑な形を持っていることもあります。例えば、ペイントで描いてある絵を丸ごとオブジェクトに変換すると、それは単一のオブジェクトになります。
この章でのペイントの練習にはWindowsのアクセサリーについてくる「ペイント」というソフトで十分です。ドローの練習はワードの作図・描画機能を使います。ワードのマニュアル本では作図・描画機能の章で地図を描く例がよく使われているようです。日本語教育で使うにはどうすればいいか考えならが、練習してみてください。
教科書を読みながら、CDに入っているソフトや練習用のファイルを使って、絵の編集に慣れてください。
課題 76ページの練習問題1、2、3、4、5、7
練習1 教科書の例にならって、漢字をいくつか選んで筆順を示す教材を作ってください。一つ一つを升目に入れてみてください。最終的にはワードのファイルとして保存してください。漢字の部首や通常のフォントにはない形をワードの文章の途中に挿入してください。その時に挿入された形が文章の一部として文字と一緒に動くようにしてください。添付書類で提出してください。
練習2 できたものを添付書類で提出してください。
練習4 クリップアートを使う練習は第2章ですでにやったので、ここではクリップアートを加工して、利用してみましょう。 できたものを添付書類で提出してください。
練習5と7 どんな地図でもいいです。地図を使った、教材を作ってください。できたものを提出してください。
練習6 オプショナルにしましょう。