OS/基本ソフト


 OSはOperating Systemの頭文字で、日本語では基本ソフトと訳されたり、またはそのままオペレーティングシステムという言葉が使われたり、さらに「オーエス」とそのまま発音されることもあります。
 現在よく使われている基本ソフトにはWindows (98, 2000, XP)、MacOS(9, X)、Linux、UNIXなどがあります。
 パソコンの場合、コンピュータに電源を入れた時に、1〜2分ほど準備が出来るまでの時間がかかります。その間に起動されているのが基本ソフトです。基本ソフトの役割は、コンピュータに接続されている器機を検知し、それぞれが正常に機能するようにします。このような器機にはモニタ、フロッピードライブ、ハードディスクドライブ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナなどコンピュータ本体に接続されているものすべてが含まれます。起動が終了すると基本ソフトはユーザからの命令を待ちます。命令はワープロソフトなどの他のソフトを起動したり、ファイルをコピーしたり、CD-ROMで音楽を聴いたりするなど様々です。これらの命令を正しく実行するのも基本ソフトの役目です。
 基本ソフトはコンピュータを購入したときに付属されています。ワープロソフトやお絵かきソフトなど各種のアプリケーションは特定の基本ソフト上で動くように設計されていますから、アプリケーションが自分のコンピュータで使えるかどうかは、コンピュータのブランドではなく、そのコンピュータが使っている基本ソフトで決まります。(ソフトウェアプラットフォーム参照)