第2回 日本語教師のためのOn-Line IT講座

2004年1月19日〜3月28日

講師

畑佐一味 (はたさ かずみ) パデュー大学外国語・外国文学科教授

アシスタント

広谷真紀(ひろたに まき)パデュー大学言語学科博士課程

木下多衣子(きのした たえこ)パデュー大学教育学部修士課程

中澤一亮(なかざわ かずあき)パデュー大学言語学科博士課程

昨年と同様この度のIT講座は国際交流基金の助成を受け、日本語教育学会が主催しています。講師と受講生間のコミュニケーションはBBS/メーリングリストを使って行い、講座はオンラインの形で進めていきます。我々講師は米国インディアナ州パデュー大学にいますから、海外在住組になります。予想がつかない部分も多々ありますが、よろしくお願いします。では、皆さん、がんばってください。

今回の参加者は全部で30名で、半数以上が海外在住です。メールがまさに地球を駆けめぐることになります。このようなオンライン形式ならではの講座ということになるので、その環境も味わってください。きっと、地球が狭く感じられると思いますよ。

以下が基本的なスケジュールです。

ペースの管理は自己責任になりますので、締め切りには遅れないようにしてください。逆に課題が早く終了し、先に進みたい方は進んでもらってかまいません。ただし、その際の質問などに対するこちらからの対応は少し遅くなるかも知れません。

海外在住の受講生と日本国内の受講生は特に区別しませんが、課題によってはどちらかに向いているものもあるでしょう。そんなときは関係ないと思わずに、自分がそうなった時のことを考えてみてください。

教科書は「日本語教師のためのITリテラシー入門」を使用しますが、ワードとエクセルのマニュアル本はあったほうが便利です。また、各ソフトのヘルプ機能も充実していますから活用できます。

内容的には教科書の内容をマスターしたら修了認定をします。それを超えることや、教科書でカバーされていないことに対する要望には出来るだけ応えていこうとおもいますので、遠慮しないでください。

テキスト日本語教師のためのITリテラシー入門(畑佐一味著 くろしお出版)

参考書:各ソフト(ウィンドウズ、ワード、エクセルなど)のマニュアル本。これまでの経験では「超図解シリーズ」が分かりやすく、内容も充実していて推薦できます。(購入するのなら「総合編」がいいでしょう。さらに、上に進みたい人には「応用編」というのがあります。)ただし、他のものをすでに持っている人は新たに購入する必要はないでしょう。各ソフトのオンラインヘルプも活用してください。

修了認定基準:提出課題の80%。

基本日程

テーマ
IT用語辞典
課題
参考資料のページから

第1週
(1月19日〜1月25日)

第1章:はじめに

プリンタ関連用語
課題1

総合的なリンク

第2週
(1月26日〜2月1日)

第2章:ワープロソフト
モニタ関連用語
課題2
共有素材・素材集

第3週と第4週
(2月2日〜2月15日)

第3章:表計算ソフト
課題3
文字学習読解

第5週
(2月16日〜2月22日)

第4章:
テキストファイルとデータの互換性
コンピュータ本体関連用語とメモリー
課題4
文法学習聴解

第6週
(2月23日〜2月29日)

第5章:電子メール
大量記憶装置
課題5
談話・会話発話・発音・書き・作文

第7週と第8週
(3月1日〜3月14日)

第6章:ワールドワイドウェッブ
課題6
文献リストと文献検索

第9週
(3月15日〜3月21日)

第7章:グラフィックス
スキャナ, デジカメ, デジタルビデオ用語
課題7
オンライン教科書教科書サポート
第10週
(3月22日〜3月28日)
第8章:
スキャニングとデジタルカメラとデジタルビデオ
 
課題8
 
 
追加1:PDFファイル
     

 

追加2:パワーポイント

 

講師チームと受講者の間のコミュニケーションに関して:

本講座ではegroupsという無料サービスを使って、講座参加者のみ使用可能なメーリングリストを用意しました。そこが皆さんのバーチャル教室となります。メーリングリスト宛てにメールを出すと、講師も含めて受講者全員にメールが配信されます。ですから、私から全員宛に連絡事項があるときは、このメーリングリストを使います。皆さんからの質問も基本的にはメーリングリスト宛に出してください。しかし、教室で手を挙げて発言するのが恥ずかしいと思う人は、講師チームの個人宛に出しても構いません。(質問はしないことが一番いけませんから、どしどし聞いてください。)我々からの答えはこちらの判断でメーリングリストまたは個人宛に送ります。メーリングリストに投稿されたメールはすべて記録され、ホームページを通して閲覧可能です。復習に使ってください。一方、提出物は担当になっているアシスタント宛に出してください。(受講者は10名ずつ三人のアシスタントに振り分けられます。)

メーリングリストのアドレス:onlineIT@egroups.co.jp
メーリングリストのホームページ:http://www.egroups.co.jp/group/onlineIT
畑佐のメールアドレス:khatasa@purdue.edu
広谷のメールアドレス:maquita@purdue.edu
木下のメールアドレス:tkinoshi@purdue.edu
中澤のメールアドレス:nakazawa@purdue.edu


Created: 1/30/2003

Last update:1/15/2004

畑佐