第6回 日本語教師のためのOn-Line IT講座

2008年1月21日〜3月28日

 

講師

畑佐一味 (はたさ かずみ) パデュー大学外国語・外国文学科教授、ミドルベリー大学日本語学校校長

アシスタント

広谷真紀(ひろたに まき)  ローズハルマン工科大学 助教授
福田真樹子(ふくだ まきこ)  パデュー大学外国語・外国文学科博士課程

本講座も今年で六年目となりました。講師と受講生間のコミュニケーションはメーリングリスト/BBSを使って行っていきます。よろしくお願いします。今年の受講生はほぼ20名、日本国内、タイ、スペイン、トルコ、インドネシアから参加なさっています。講師は全員米国インディアナ州にいます。オンライン形式ならではの環境を味わってください。

以下が基本的なスケジュールです。

ペースの管理は自己責任になりますので、締め切りには遅れないようにしてください。

海外在住の受講生と日本国内の受講生は特に区別しませんが、課題によってはどちらかにあまりあてはまらないものもあるでしょう。そんなときは関係ないと思わずに、自分がそうなった時のことを考えてみてください。

教科書は「日本語教師のためのITリテラシー入門」を使用しますが、ワードとエクセルのマニュアル本はあったほうが便利です。また、各ソフトのヘルプ機能も充実していますから活用できます。教科書の中ではカバーしていないことや足りないこと、また新しいことなどは追加説明として加筆しました。年々追加されて、ウェブページの説明はかなり増えましたから、必ず読んでください。基本日程のテーブルの中から各章の追加説明に行くことができます。

修了認定は提出課題の80%を目処とします。ただし、それを超えることや、教科書でカバーされていないことに対する要望には出来るだけ応えていこうとおもいますので、遠慮しないでください。

テキスト日本語教師のためのITリテラシー入門(畑佐一味著 くろしお出版)

参考書:各ソフト(ウィンドウズ、ワード、エクセルなど)のマニュアル本。これまでの経験では「超図解シリーズ」が分かりやすく、内容も充実していて推薦できます。(購入するのなら「総合編」がいいでしょう。さらに、上に進みたい人には「応用編」というのがあります。)ただし、他のものをすでに持っている人は新たに購入する必要はないでしょう。各ソフトのオンラインヘルプも活用してください。

修了認定基準:提出課題の80%。

課題について:オープンエンド型の課題の一部に過去の受講生が提出した課題を例としてダウンロードできるようにしましたので、参考にしてみてください。言うまでもありませんが、目的は内容より、ソフトの使い方にあります。

基本日程

テーマ
IT用語辞典
課題
参考資料のページから

第1週
(1月21日〜1月27日)

第1章:はじめに

プリンタ関連用語
第1章からの課題

総合的なリンク

第2週
(1月28日〜2月3日)

第2章:ワープロソフト
モニタ関連用語
第2章からの課題
共有素材・素材集

第3週と第4週
(2月4日〜2月17日)

第3章:表計算ソフト
第3章からの課題
文字学習読解

第5週
(2月18日〜2月24日)

第4章:
テキストファイルと
データの互換性

コンピュータ本体関連用語とメモリー
第4章からの課題
文法学習聴解

第6週
(2月25日〜3月2日)

第5章:電子メール
大量記憶装置
第5章からの課題
談話・会話発話・発音・書き・作文

第7週と第8週
(3月3日〜3月16日)

第6章:ワールドワイドウェッブ
第6章からの課題
文献リストと文献検索

第9週
(3月17日〜3月23日)

第7章:グラフィックス
スキャナ, デジカメ, デジタルビデオ用語
第7章からの課題
オンライン教科書教科書サポート
第10週
(3月24日〜3月30日)
第8章:
スキャニングとデジタルカメラとデジタルビデオ
 
第8章からの課題
 
 
追加1:PDFファイル
     

 

追加2:パワーポイント

追加3:デジタルビデオカメラ

 

講師チームと受講者の間のコミュニケーションに関して:

本講座ではYahoo!Japan Groupsというサービスを使って、講座参加者のみ使用可能なメーリングリストを用意しました。(メーリングリストの管理は日本語教育学会の事務局が行っています。)そこが皆さんのバーチャル教室となります。メーリングリスト宛てにメールを出すと、講師も含めて受講者全員にメールが配信されます。ですから、私から全員宛に連絡事項があるときは、このメーリングリストを使います。皆さんからの質問も基本的にはメーリングリスト宛に出してください。しかし、質問するのが恥ずかしいと思う人は、講師チームの個人宛に出しても構いません。(質問はしないことが一番いけません。)我々からの答えはこちらの判断でメーリングリストまたは個人宛に送ります。メーリングリストに投稿されたメールはすべて記録され、ホームページを通して閲覧可能です。復習に使ってください。(ホームページには過去の講習中に行われたメールも閲覧可能です。)提出物は担当になっているアシスタント宛に出してください。

昨年の傾向としては、質問をメーリングリストに出すのは恥ずかしいという理由で、アシスタントに直接送るというパターンが多かったのですが、なるべく臆せずにメーリングリストにも出してください。メーリングリストに投稿された質問は私が直接答えることになっています。また、「みなさん、がんばりましょう」というメールも歓迎しますから、自由に使ってください。

メーリングリストのアドレス:onlineIT@yahoogroups.jp
メーリングリストのホームページ:http://groups.yahoo.co.jp/group/onlineIT/
畑佐のメールアドレス:khatasa@purdue.edu
広谷のメールアドレス:hirotani@rose-hulman.edu
福田のメールアドレス:mfukuda@purdue.edu


Created: 12/15/2005

Last update:1/20/08